大阪市立美術館

大阪の南画
-近世から現代まで-

会 期
2014年1月10日(金)~2月11日(火・祝)
開催時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日
月曜日(休日の場合は開館、翌日休館)
料金

一般300円(団体150円)、高大生200円(団体100円)
※中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方、大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)
※団体料金は20名以上。

開催概要

 南画とは、中国の士大夫(しだいふ)が余技として描いた南宗画(なんしゅうが)(文人画)に、江戸時代の日本の画家たちが影響を受けて誕生したジャンルです。大阪では、18世紀中頃から池大雅(いけのたいが)の弟子である福原五岳(ごがく)、文人のサロンを形成した木村蒹葭堂(けんかどう)、さらには岡田米山人(べいさんじん)・半江(はんこう)父子ら、個性豊かな絵師たちが活躍しました。明治になると南画はフェノロサにより排斥されますが、大正期には近代西洋絵画の影響などを受け、南画が再評価されます。大阪でも相次いで設立された美術団体において、矢野橋村(きょうそん)や甥の鉄山(てつざん)、水田竹圃(ちくほ)などが革新的な南画を発表し活躍しました。近世から現代まで、大阪で花開いた南画の世界をご紹介します。

主な作品

幽谷早春

水田竹圃(1883~1958)
昭和18年(1943) 
本館蔵(住友コレクション)

解説

作品リスト

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