大阪市立美術館

仙人十色
-ユニークな仙人たち-

会 期
2014年1月10日(金)~2月11日(火・祝)
開催時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日
月曜日(休日の場合は開館、翌日休館)
料金

一般300円(団体150円)、高大生200円(団体100円)
※中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方、大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)
※団体料金は20名以上。

開催概要

 世俗を離れて山中に住み、不老不死の法を修め、神変自在の術を得た仙人。その個性豊かな姿は、日本においても多くの絵師たちにより絵画化されてきました。蝦蟇蛙(がまがえる)を手や肩にのせ不気味な雰囲気を漂わせる蝦蟇仙人、白い石を羊に変えたという黄初平(こうしょへい)、中国風の若く美しい女性として描かれる西王母(せいおうぼ)、その西王母が住む崑崙山(こんろんさん)の庭から三千年に一度実をつける長寿の桃を盗んだ東方朔(とうほうさく)など、バラエティー豊かな仙人たちの姿は格好の画題と言えるでしょう。その見た目がユニークなだけでなく、仙人たちの絵には長寿や財運など招福の意味も込められています。年の初め、縁起がいい仙人たちの姿をお楽しみください。

主な作品

蝦蟇仙人図

森川曽文(1847~1902)
明治 19世紀後半
本館蔵(高津満氏寄贈)

解説

作品リスト

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