大阪市立美術館

第42回 日展 (平成22年度)

会期

平成23年(2011)2月19日(土)~3月21日(月・祝)
休館:月曜日(3月21日は開館)

観覧料

一般1,000円(700円)
高大生700円(400円)

※ 中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方、大阪市内在住の65歳以上の方は無料[要証明]
※ カッコ内は前売り・20名以上の団体料金

前売り券販売場所 : 大阪市営地下鉄売店
≪平成23年1月17日(月)発売≫

展覧会概要

「日展」は、明治以来長い伝統と日本最大規模を誇る公募展で、明治40年の「第1回文展(文部省美術展覧会)」に始まり、「帝展(帝国美術院美術展覧会)」、新「文展」を経て戦後「日本美術展覧会」と改称し、組織を社団法人「日展」と改組後今回で42回の開催となります。  今回の応募作品総数は14,245点で、入選点数2,352点、その中から大阪展では全国を巡回する日展の大家作家による作品と入賞者の作品からなる基本作品274点に加えて、大阪・奈良・和歌山・兵庫の地元作家による入選作品等367点を合わせて、641点を陳列します。  現代日本美術界を代表する巨匠から、第一線で意欲的に活躍している中堅、新人の作品が一堂に展覧されます。

主な出品一覧

内閣総理大臣賞

【日本画】 樹

北野 治男 (きたの はるお) 社団法人日展評議員

授賞理由:
アメリカへ度々写生の旅をし、自然と人との関わりを持ちながら制作している成果が、この作品の上にしみじみとした上巻が出た秀作である。

【洋画】 L'allure(らりゅーる)

湯山 俊久 (ゆやま としひさ) 社団法人日展評議員

授賞理由:
作者は一貫して優麗な女性像を描き続け、近年益々画境に深みが増し、特に本年の作品は一段の完成度を高めた佳作であります。今後の期待も含め、賞に値する作品です。

文部科学大臣賞

【彫刻】 祷

横山 豊介 (よこやま とよすけ) 社団法人日展評議員

授賞理由:
神格化された祷像は中世から近代にかけ数多く制作されて来た。
本作品は、それら日本の伝統的造形をふまえ、それを越えた普遍的構築性を提示した。更にはテーマの「祷」を木彫のもつ温もりと柔らかさ、強さで表現し謳いあげたもので、心ひかれる秀作である。

【工芸美術】 月光

百貫 俊夫 (ひゃっかん としお) 社団法人日展評議員

授賞理由:
加賀友禅の表現技法を自由に駆使しながら、独自のファンタジーの世界を黒い描線を主体に見事に創出させている。
月夜の森に広げられる夢物語は観る人を魅了して止まない。

【書】 小学之一文

星 弘道 (ほし こうどう) 社団法人日展評議員

授賞理由:
王義之誕生以前の草創期の草書体をもとに、余白の美しさが際立った快作。
とりわけ、文字の内部が明るく、知・情のバランスのとれた新鮮な空気をかもし出している。

日展作家による作品解説

展覧会期間中に、各部門別の日展作家による作品解説を開催します。

日程

各回とも午後2時より

会場

当館1階 美術ホール

定員

各回100名(当日先着順)  ※当日直接会場へ。開始時間の30分前に開場します。

費用

無料(ただし、本展の観覧券が必要です。)

作品プレゼント抽選会

日展作家作品プレゼント抽選会

毎週土曜日の午前10時30分から、日展作家(各部門別)の作品などが当たる抽選会を開催します。  参加していただくには抽選券が必要です。
抽選券は、当日先着150名さまに美術館入口で配付します(午前9時30分開館)。

◆抽選会場

当館1階 エントランスホール

◆プレゼント抽選会日程

2月19日(土):午前10時30分から 日本画 終了いたしました

2月26日(土):午前10時30分から 洋画 終了いたしました

3月5日(土):午前10時30分から 彫刻 終了いたしました

3月12日(土):午前10時30分から 工芸美術 終了いたしました

3月19日(土):午前10時30分から 書 終了いたしました

「社団法人 日展」HP

主催

大阪市立美術館、読売新聞大阪本社

後援

読売テレビ

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