山の神仏-吉野・熊野・高野

会期

平成26年4月8日(火)~6月1日(日)
※作品保護のため、会期中、絵画作品を中心に展示替えを行います。
前期展示:4/8(火)~5/6(火)
後期展示:5/8(木)~6/1(日)

時間
午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日
月曜日 ただし、5月5日は開館、7日は休館
料金

一般 1,400円(1,200円)、高大生1,000円(800円)

※( )内は、20名以上の団体料金

※中学生以下、障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)は無料(要証明)

※本展は、大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要です。

※チケットぴあ(Pコード:765-975)、 ローソン(Lコード:51869)、サークルK・サンクス、セブンイレブンほか、京阪神の主要プレイガイドで購入できます。

 

主催

大阪市立美術館、毎日新聞社、毎日放送、紀伊山地三霊場会議

協賛
関西大学、JR西日本、大伸社、大和ハウス工業、大林組
協力
近畿日本鉄道、南海電鉄、阪急電鉄
後援
文化庁、三重県、奈良県、和歌山県

概要

紀伊半島-それは本州最南端、三重・奈良・和歌山の三県にまたがる日本最大の半島。中央には標高1,000mをこえる山々が縦横に連なって紀伊山地を形成し、太平洋から吹きつける激しい風と日本有数の降水量という厳しい環境のなかで豊かな自然がはぐくまれました。そこでは、古代より「聖なる山」への様々な信仰が生まれ、今に息づいています。
その核となるのが、役行者を祖とする修験道の一大拠点「吉野・大峯」、全国に広がる熊野信仰の中心「熊野三山」、真言密教の根本道場「高野山」です。三つの霊場とこれらを巡る「参詣道」は、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコ世界文化遺産に登録されました。
吉野・大峯、熊野三山、高野山の三霊場は、参詣道を通じて有機的な繋がりを保ちつつ、それぞれ独自の文化圏を形成してきました。一方で、日本固有の宗教である神道と中国・朝鮮半島から伝わった仏教が、併存あるいは融合して現在にいたるという大きな共通点を持っています。
世界文化遺産登録10周年を記念して開催する本展では、三霊場を中心として、篤い信仰をあつめる「神と仏」のすがたを一堂に展観します。

主な展示

熊野速玉大神坐像

くまのはやたまのおおかみざぞう

国宝
平安時代 9~10世紀 
和歌山・熊野速玉大社
熊野速玉大社の主祭神として祀られる神像です。
夫須美大神・家津御子大神とともに熊野三所権現と呼ばれ、本地仏は薬師如来とされます。平安時代を代表する神像彫刻のひとつです。

蔵王権現立像

ざおうごんげんりゅうぞう

重要文化財
鎌倉時代・嘉禄2年(1226年)
奈良・如意輪寺  
※展示期間(5/8~5/18)           

蔵王権現は役行者が感得したと伝え、修験道の中心的尊格として吉野・大峯山をはじめ、広く信仰されました。鎌倉時代に仏師・源慶が制作したことが銘文からわかる貴重な作例です。

女神坐像

めがみざぞう

鎌倉時代 13世紀
和歌山・三谷薬師堂

高野山のふもとに位置する、丹生酒殿神社より伝来した女神坐像です。狩場明神とともに、高野山の開創に関わる鎮守神・丹生明神と考えられます。

国宝 藤原道長経筒

平安時代 寛弘4年(1007年)
奈良・金峯神社

重要文化財 役行者倚坐像

鎌倉時代
奈良・櫻本坊

重要文化財 如来・菩薩坐像 (大峯山出土)

平安時代
奈良・大峯山寺

重要文化財 熊野本地仏曼荼羅図

鎌倉時代
京都・聖護院
※前期展示(4/8~5/6)

阿弥陀如来坐像

平安時代
和歌山・藤白神社

那智参詣曼荼羅図

室町~江戸時代
和歌山・熊野速玉大社

重要文化財 弥勒菩薩像

平安時代
和歌山・慈尊院
※前期展示(4/8~5/6)

高野山参詣曼荼羅図

室町時代
東京藝術大学大学美術館                        ※前期展示(4/8~5/6)

講演会

・4月12日(土)「熊野の神仏」     ←終了しました。
講師:朝日芳英氏(熊野那智大社宮司)

・4月26日(土)「吉野・大峯の神仏」   ←終了しました。
講師:田中利典氏(金峯山修験本宗宗務総長)

・5月17日(土)「高野山の神仏」  ←終了しました。
講師:山口文章氏(金剛峯寺宗務総長公室長)

・5月24日(土)「紀伊山地の神仏をめぐって」  ←終了しました。
講師:齋藤龍一(美術館主任学芸員)

会場:大阪市立美術館1F 講演会室
時間:13:30~15:00
定員:各150名(先着順、当日13時より整理券を配布)
※聴講無料ですが、特別展の観覧券が必要。

イベント

声明法要

日時:平成26年5月5日(月・祝) 11時~/14時~
場所:美術館2階の回廊
内容:金峯山寺の僧による声明(しょうみょう)法要を行います。美術館内に響き渡る法螺(ほら)貝の音色とともに、心に染みいる祈りの旋律をご堪能ください。
料金:無料(ただし、当日の特別展観覧券が必要)

割引券

下記の"当日割引券”をクリックし、開いたページをそのまま印刷してご持参ください。

作品リスト

図録について

「山の神仏-吉野・熊野・高野」の図録(2,300円)は、美術館1階のグッズ売り場で販売しています。

※好評につき図録は完売しました。再版の予定はございません。ご了承ください。

 

シンポジウム

「東大寺展」「山の神仏展」開催記念 合同シンポジウム「神も仏も日本のこころ」

※合同シンポジウムは終了しました。
たくさんのご参加をありがとうございました。

2014年4月、天王寺の大阪市立美術館とあべのハルカス美術館では「神」と「仏」をテーマとした展覧会が同時期に開催されます。これを記念して合同シンポジウムを開催します。
<基調講演・コーディネーター>
山折哲雄氏(宗教学者)
<パネリスト>
松長 有慶氏(高野山真言宗管長、金剛峯寺座主、紀伊山地三霊場会議総裁)
筒井 寛昭氏(華厳宗管長、東大寺別当)

・日時:4月19日(土) 13:30~15:30(13時受付開始)
・会場:あべのハルカス会議室
・定員:300名(聴講無料、事前申込要、応募者多数の場合は抽選)
・申込方法
往復ハガキの「往信用裏面」に郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・電話番号を、「返信用表面」に郵便番号・住所・氏名を明記の上、下記までお申し込みください。
※1枚のはがきで2名まで申込可。2名の場合は、それぞれの氏名を必ず明記してください。
・申込先
〒545-6016
大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43
あべのハルカス美術館「東大寺展・山の神仏展シンポジウム」係
・申込締切
3月28日(金)当日消印有効

※「東大寺展」は、あべのハルカス美術館で3/22(土)~5/18(日)に開催。

≪山の神仏展≫の半券をあべのハルカス美術館でご提示いただくと、当日料金から100円引きでご入館いただけます。