大阪市立美術館

第40回 日展

会期
平成21年(2009)2月21日(土)~3月22日(日)
観覧料

一般1,000円(700円)、高大生700円(400円)
中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方、大阪市内在住の65歳以上の方は無料[要証明]
※カッコ内は前売り、20名以上の団体料金

※前売券発売場所:大阪市営地下鉄売店 【1月21日(水)発売】

展覧会概要

「日展」は、明治以来長い伝統と日本最大規模を誇る公募展で、明治40年の「第1回文展(文部省美術展覧会)」に始まり、「帝展(帝国美術院美術展覧会)」、新「文展」を経て戦後「日本美術展覧会」と改称し、組織を社団法人「日展」と改組後今回で40回の開催となります。  今回の応募作品総数は14,519点で、入選点数2,349点となり、その中から大阪展では全国を巡回する日展の大家作家による作品と入賞者の作品からなる基本作品273点に加えて、大阪・奈良・和歌山・兵庫の地元作家による入選作品等352点を陳列します。  現代日本美術界を代表する巨匠から、第一線で意欲的に活躍している中堅、新人の作品まで約600点が一堂に展覧されますので、この機会にぜひご覧ください。

◇陳列点数
日本画:96点、洋画:103点、彫刻:56点、工芸美術:75点、書:295点

割引券

主な出品一覧

内閣総理大臣賞

日本画 沼宴

山﨑 隆夫

【受賞理由】 葦の生い茂る沼の一角に鯰が戯れている。初冬の頃だろうか。氏、独自の色彩と描写でその雰囲気が感じられる。

洋画 木馬館の家族

渡辺 晋

【受賞理由】 メリーゴーランドにおける家族の群像と木馬の構成が美しい。 長い間構図の研究をしている。 白・グレイ系の色彩は清潔な詩情がただよっている佳作である。

文部科学大臣賞

彫刻 華

圓鍔 元規

【受賞理由】 長年に亘る誠実な制作と、しっかりした堅実な技術に裏付けられた作品が、評価されたものである。 この作品は堅固な安定感と内部からの凝集感に支えられた魅力がある。

工芸 風の道

宮下 善爾

【受賞理由】 土の材質感を生かした形態の上に、作者独自のブルーを主とした色土を重ねた手法は、豊かな装飾効果を発揮している。 現代感覚と詩情に溢れた作品である。

書 應詔讌曲水詩

樽本 樹邨

【受賞理由】 中国清時代に行われた楷書書法に立脚、金石の気を内蔵した構造性の強い線で、沈着にして重厚、清澄な気が横溢する意欲的な作。

お問い合わせ

作品に関するご質問は社団法人日展にお問い合わせください。
電話:03-3821-0453
ファックス:03-3821-0453

日展作家による作品解説

日展出展作家による作品解説(各部門別)

日展出展作家による各部門別の作品解説を行います。

会場

美術館1階 美術ホール

定員

各回100名(当日先着順)  ※当日直接会場へ。開始時間の30分前に開場します。

費用

無料(ただし、本展の観覧券が必要です。)

作品プレゼント抽選会

日展作家作品プレゼント抽選会

毎週土曜日の午前10時30分から、日展作家の作品などが当たる抽選会を開催します。  参加していただくには抽選券が必要です。  抽選券は、当日先着150名さまに美術館入口で配付します(午前9時30分開館)。

抽選会場

美術館1階 中央ホール

地元作家出品者一覧

地元作家(大阪・奈良・和歌山・兵庫)出品者 (敬称略・五十音順)

【お断り】JISコードにない漢字については最も近い文字で表示しております。 ●=新入選者

日本画

洋画

彫刻

工芸美術

「社団法人 日展」HP

主催

大阪市立美術館、読売新聞大阪本社

後援

読売テレビ

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