大阪市立美術館

南仏モンペリエ・ファーブル美術館所蔵 魅惑の17-19世紀フランス絵画展

会期
平成17年(2005)11月15日(火)~12月25日(日)
観覧料

一般1,300円(1,100円)、大学・高校生900円(700円)  中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方、大阪市内在住の65歳以上の方は無料〔要証明(原本に限る)〕   ※カッコ内は、前売り・20名以上の団体料金

前売り

おもな前売券発売場所: 電子チケットぴあ(Pコード686-231)、ローソンチケット(Lコード59500)、CNプレイガイドほか各主要プレイガイド、コンビニ、イープラスなど

展覧会概要

大阪市立美術館では、平成17年(2005)11月15日(火)から12月25日(日)まで、特別展「南仏モンペリエ ファーブル美術館所蔵 魅惑の17-19世紀フランス絵画展」を開催します。  南フランスの町モンペリエにあるファーブル美術館は、19世紀のフランス美術を中心に優れたコレクションを誇るフランス有数の美術館です。  本展では、そのコレクションの中から、同館の至宝であり日本初公開となるクールベの代表作「出会い、こんにちはクールベさん」をはじめ、ロマン主義のドラクロワ、17世紀の巨匠プッサン、初期のマティスなど、17世紀から19世紀にかけてのフランス絵画90点を展示し、知られざるファーブル美術館の魅力を紹介します。  ファーブル美術館は、1828年、膨大な所蔵品を美術館に寄贈したコレクターにして、画家でもあったフランソワ=グザヴィエ・ファーブル(1766-1837)のコレクションをもとに開館し、その功績をたたえてファーブルの名前は館名として残りました。その後も優れたコレクションの寄贈者にめぐまれ、その所蔵品の質の高さは他に抜きんでています。  現在、同美術館では修復工事計画が進行中で、2006年までギャラリーが閉鎖されるのに伴い今回の展覧会が実現しました。主要作品がまとまった形で日本で紹介されるのは今回が初めてとなります。

展示構成・主な展示作品

プッサンと17世紀の物語画

賢明の寓意  シモン・ヴーエ  1645年頃 眠るサテュロスのいる風景  ニコラ・プッサン  1626年頃

ルイ15世の時代から大革命までの絵画

両手を組み合わせた少女  ジャン=バティスト・グルーズ  1780年以後

新古典主義の諸相

アルフォンス・ルロワの肖像  ジャック=ルイ・ダヴィッド  1783年頃

ドラクロワとピトレスク絵画

室内のアルジェの女性たち  ウジェーヌ・ドラクロワ

バルビゾン派とアカデミスム派(ブリュイアス・コレクション)

朝、霧の効果  ジャン=バティスト=カミーユ・コロー  1853年 沼  テオドール・ルソー 1840年頃 アルベデ  アレクサンドル・カバネル 1848年

クールベと南仏の画家

出会い、こんにちはクールベさん  ギュスターヴ・クールベ 1854年

バジールと印象派の時代

身づくろい  フレデリック・バジール  1870年

カリエールからマティスまで

黒いナイフのある静物  アンリ・マティス  1896年

主な作品紹介

賢明の寓意 シモン・ヴーエ 1645年頃

室内のアルジェの女性たち ウジェーヌ・ドラクロワ

朝、霧の効果 ジャン=バティスト=カミーユ・コロー 1853年

アルベデ アレクサンドル・カバネル 1848年

出会い、こんにちはクールベさん ギュスターヴ・クールベ 1854年

身づくろい フレデリック・バジール 1870年

関連イベント

講演会

11月26日(土)

ファーブル美術館展の魅力-コレクターと画家- 講師 / 島田 紀夫 氏(山梨県立美術館長) 時間 / 午後1時30分~3時 場所 / 当館1階 講演会室 定員 / 150名 (当日、午後1時より先着順で整理券を配布します。)   ※ 聴講は無料ですが、本展の観覧券が必要です。

作品解説

当館学芸員による作品解説

12月3日(土)・10日(土)

時間 / 午後1時30分~2時30分 場所 / 当館1階 講演会室 定員 / 150名 (当日、午後1時より先着順で整理券を配布します。)   ※ 聴講は無料ですが、本展

ミニコンサート

当館学芸員による作品解説

112月17日(土)

大阪芸術大学によるサクソホン・カルテット 時間 / 午前11時~、午後3時~(各回約20分) 曲目 / 「ベルガマスク組曲より『プレリュード』」、「愛のあいさつ」ほか   ※ 鑑賞は無料ですが、本展の観覧券が必要です。

主催

大阪市立美術館、読売新聞大阪本社、美術館連絡協議会、読売テレビ

後援

パラッツォ・レアーレ

後援

フランス大使館、文化庁

協賛

花王株式会社

協力

日本航空

TOPに戻る