大阪市立美術館

ギメ東洋美術館所蔵浮世絵名品展 パリを魅了した江戸の華 -北斎・写楽・歌麿

会期
平成19年4月10日(火)~5月27日(日)
観覧料

一般1,200円(1,000円)、高大生900円(700円)
中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方、大阪市内在住の65歳以上の方は無料〔要証明(原本に限る)〕
※カッコ内は、前売り・20名以上の団体料金

前売り

2月1日(木)より前売り開始
おもな前売り券発売場所:   チケットぴあ各店舗/ファミリーマート、サークルK・サンクス(Pコード:687-194)/ローソン(Lコード:59448)/ ampm/セブン-イレブンなど

展覧会概要

本展では、フランス国立ギメ東洋美術館が所蔵する浮世絵コレクションの中から、飾北斎、東洲斎写楽、喜多川歌麿、歌川広重など、選りすぐりの名品約190点を紹介します。   パリの中心部に位置するフランス国立ギメ東洋美術館は、1889年に実業家エミール・ギメ(1836~1918)により設立されました。1945年には、ルーヴル美術館の東洋美術コレクションが移管され、現在、世界屈指の東洋美術の殿堂として知られています。 浮世絵は、19世紀半ばにヨーロッパにもたらされ、ジャポニスム(日本趣味)と呼ばれる流行の中で、モネやゴッホといった印象派の画家たちにも大きな影響を与えました。ギメ東洋美術館には、その当時の浮世絵が数多く所蔵され、歴史的にも貴重で充実した内容を誇っています。 これまでまとまって公開されることのなかったギメ東洋美術館の浮世絵が日本に里帰りするまたとない機会です。日本から海を渡りパリの人々の心をつかんだ浮世絵の魅力をぜひともお楽しみください。

主な出品絵師

葛飾北斎(23点)、東洲斎写楽(11点)、喜多川歌麿(19点)、 歌川広重(14点)、鈴木春信(7点)、鳥居清長(10点)ほか  ※ カッコ内は出品点数

主な出展作品

葛飾 北斎

(左) 虎図(雨中の虎) 太田記念美術館蔵 [特別作品] (右) 龍図

千絵の海 総州銚子

東洲斎 写楽

嵐龍蔵の金貸石部金吉二世市川門之助

二世市川門之助 四世松本幸四郎 四世岩井半四郎

喜多川 歌麿

絵兄弟(女三の宮)

北国五色墨 川岸

歌川 広重

月に雁

鈴木 春信

風俗四季哥仙 竹間鶯

鳥居 清長

風俗東之錦(若侍を連れた武家息女の一行)

勝川 春英

滝ノ音宗五郎 雷電為右衛門

鳥居 清倍

渡辺綱 羅生門

関連イベント

講演会

時間 / いずれも午後1時30分~3時
場所 / 当館1階 講演会室
定員 / 150名 (当日、午後1時より先着順で整理券を配布します。)
※ 聴講は無料ですが、本展の観覧券が必要です。

4月14日(土)

ギメ東洋美術館の浮世絵とジャポニスム
講師 / 秋田 達也(当館学芸員)

4月21日(土)

北斎の芸術と新発見『龍虎図』について
講師 / 永田 生慈(太田記念美術館副館長)

 

当館学芸員による作品解説

4月28日(土)・5月5日(土)・12日(土)・19日(土)

時間 / いずれも午後1時30分~2時30分
場所 / 当館1階 講演会室
定員 / 150名 (当日、午後1時より先着順で整理券を配布します。)
※ 聴講は無料ですが、本展の観覧券が必要です。

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