会期
2026年(令和8年)7月11日(土)~9月6日(日)
※会期中、一部展示替えがあります。
※災害などにより、変更となる場合があります。
時間
午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日
月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休館)※ただし、8月10日は開館
※災害などにより臨時で休館となる場合があります。
料金
一 般 2,000円
高大生 1,400円
小中生 500円
※未就学児、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料(要証明)。
障がい者手帳等は日本の法律に基づき交付されたものに限ります。
※大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要です。
※本展の当日券で、企画展示もご覧いただけます。
主催
大阪市立美術館、読売新聞社、WOWOW
協賛
岩谷産業、須賀工業、大和ハウス工業、非破壊検査
協力
ギャラリー紅屋、東京大学アジア研究図書館
巡回
2026年9月19日(土)~11月8日(日) 東京ステーションギャラリー
公式ホームページ
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概要
『水滸伝』は、『三国志演義』、『西遊記』、『金瓶梅』と並ぶ中国四大奇書の一つで、明時代に成立した武侠小説です。物語では、北宋時代末期、国政への不満を抱いた宋江をはじめとする豪傑108人が梁山泊という要塞に集い、革命を起こします。『水滸伝』自体は史実ではありませんが、『宋史』には徽宗朝で宋江率いる36人が梁山泊(実際に山東省西部に存在した沼沢)近辺で反乱を起こしたという記録があり、この宋江反乱の史実をもとに物語が形成されたとみられています。
『水滸伝』の構成は年代ごとに増減があるものの17世紀に70回本が成立し、日本へは江戸時代に輸入され、日本においても爆発的な人気を得ました。曲亭馬琴が葛飾北斎の挿絵で『新編水滸画伝』を出版したほか、馬琴は『水滸伝』の日本版ともいえる『南総里見八犬伝』等を著すなど、翻案作品も多数書かれました。歌川国芳が大胆な構図と美麗な彩色によって豪傑たちを描いた浮世絵は今なお新鮮な魅力を放っています。
本展は『水滸伝』の物語をつぶさに紹介するものではなく、『水滸伝』に導かれながら北宋~清の中国美術、および江戸~現代の日本美術を広く展観するものです。これまで『水滸伝』に関わる展覧会は、版本や国芳の浮世絵にフォーカスしたものが中心でした。本展は中国美術を含む多彩な作品や資料を通じて『水滸伝』の世界を多角的に提示することで、その魅力を深く味わっていただく、今までにない試みです。
『水滸伝』は現代日本においても小説、映画、ドラマ、漫画、ゲーム等の各メディアで高い人気を誇るコンテンツです。本展のねらいは、同書をきっかけとして広い世代に中国と日本の美術に親しんでいただくことにあります。同時に、同書における単純ではない「忠義」のありようとその受容史から、各時代の世相や思想、理想を知り、翻っては私たちの生きる現在を考える契機としたいと考えています。
主な展示作品
燕文貴《江山楼観図》

北宋・10-11世紀 大阪市立美術館
歌川国芳《通俗水滸伝豪傑百八人之一個 九紋龍史進 跳澗虎陳達》

江戸時代・文政10年(1827)頃 個人蔵
葛飾北斎《新編水滸画伝》巻之一

江戸時代・文化2年(1805) 浦上蒼穹堂
《青磁 水仙盆》汝窯

北宋時代・11世紀末–12世紀初 大阪市立東洋陶磁美術館
(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:六田知弘
プレチラシ